日本の音楽は、時代ごと身分ごとに多様なジャンルの音楽が生み出され、その多くが今日でも変わらず受け継がれています。二千年以上も変わらない貴族の音楽であった“雅楽”、武士の芸であった“能”、町人の“歌舞伎”等さまざまな芸能が伝承されています。ひとたび、にほんの古典音楽に身を任せると、その豊かな響きに、脈々と受け継いできた人々の溢れる思いを感じることができます。

当会では、江戸時代の京都・大阪で活躍した検校(けんぎょう)等の音楽家の音楽「地歌筝曲」、また歌舞伎音楽発祥の「長唄」を学んでいます。

ヴァイオリン教室については、こちらをご覧下さい。www.mikiviolin.com

 

体験レッスン受付中!(当教室の楽器をお貸し致します)ご予約はこちらまでお願い致します。お名前、ご住所、ご連絡先、ご希望日時をご明記下さい。

 

 

 


お稽古(1対1の個人レッスンです)

【長唄】
日本の文化が発展した江戸時代に、歌舞伎音楽として発祥した舞台音楽の「唄」を学びます。江戸の情緒溢れる歌詞から、江戸文化を感じることができます。

長唄三味線
長唄の伴奏でもあり、軽快で粋な江戸調子の独奏パートもあり、江戸文化を象徴する三味線音楽を学びます。

講師:杵屋彌十代(茶琴神明店主)


茶琴神明開店当初より日本の文化芸術を伝えるために教室を開きたいと願っておりました。私の師匠、十代目家元 杵屋彌十郎先生にお話ししたところ、先生がお稽古に佐倉までお越し下さることに!先生はとてもお優しく、長唄のおもしろさを教えて下さりますので、江戸文化を象徴する長唄を一緒に楽しく学びましょう!(店主)


【地歌】

最も古い三味線音楽のジャンル。16世紀末には京都・大阪で始まり、江戸時代に盲人の自治組織の当道に属する検校(けんぎょう)、勾当(こうとう)らの音楽家によって発展。三絃(さんげん)(地歌三味線は三絃といいます)、箏(こと)、尺八の三曲合奏で演奏します。三絃、箏を演奏する人が歌う「弾き歌い」奏法が特徴です。

【箏(琴)】
皆さんが”琴(こと)”と思われる楽器は正しくは”箏(こと)”と書きます。”琴”は弦楽器の総称です。箏(こと)は奈良時代に雅楽とともに日本に伝来しました。1630年頃、近代筝曲の始祖と呼ばれる八橋検校が筑紫箏を現在の箏に改良し、筝曲を生み出しました。当道の音楽家によって地歌との合奏曲、筝曲が多数作曲され、近代では“春の海”で有名な宮城道雄先生が現代筝曲を生み出しました。

 

 

 

 

 

 

私は米国の音楽大学ヴァイオリン科を卒業し、ヴァイオリニストとしても活動しております。大学在学時に、日本人であるのに日本の音楽を全く知らないことがとても残念に思い、お箏に出会ったことがきかっけで伝統邦楽の世界に入りました。今まで知らなかった、1600年代に作曲された日本の音楽は、西洋音楽を学んだ者にとって近代的な音楽に聞こえます。こんなに素晴らしい音楽が日本にあるのに知らない方がほとんど、、 多くの方に私たち日本人の”日本”の音楽を知ってもらいたい、一緒に学び演奏したいと思っております!(店主)新明珠紀プロフィール

 

 

 

 

 

NHK Eテレ「にほんごであそぼ」に出演しました。撮影場所は佐倉城址公園内のお茶室(三逕亭)です。(2017年4月)


体験レッスン受付中!(個人レッスン30分)

楽器をお持ちでない方も教室の楽器をお貸し致しますので、お気軽にお越し下さいませ。楽器の説明と歴史、演奏技術の基本をお教え致します。30分で「さくら さくら」も弾けるようになります。

体験レッスン料:18歳まで500円、19歳以上1,000円
(杵屋彌十郎先生の体験レッスンは、18歳まで1,000円、19歳以上2,000円)

ご予約はこちらまでお願い致します。お名前、ご住所、ご連絡先、ご希望日時をご明記下さい。

電話☎ 080-3358-6170