重要無形文化財 長唄 伝統長唄保存会会員

師匠の杵屋彌十郎先生は重要無形文化財に認定されています。
【重要無形文化財の指定及び保持者の団体の構成員の認定(総合認定)】
重要無形文化財 長唄 伝統長唄保存会会員(代表者 鳥羽屋里長)1 長唄伝統長唄保存会会員68名
(1)重要無形文化財の指定について
① 名称
長唄
② 重要無形文化財の概要
長唄は,18世紀以降に歌舞伎音楽として特に江戸で発達し,その後,劇場から離れた純粋の音楽としても展開をみせた三味線音楽である。
その表現は,地歌をはじめとして,義太夫節、大薩摩節,豊後節などの諸浄瑠璃その他の要素を取り入れ,高度な技法を用いた豊富な内容を有している。
数ある三味線音楽の中でも,歌い物を代表する音楽として,我が国の音楽史上において重要であるばかりでなく,黒御簾音楽を担当するなど,歌舞伎の上演にも不可欠なものとなっている。
長唄,唄,三味線,鳴物(囃子)から構成されるが,その演奏は数十人に及ぶ多人数の合奏から,二挺一枚(唄1名,三味線2名)といった小規模のものまで多様な形態を有する。他の三味線音楽に比してリズムが明確であり,細棹三味線による明るい旋律,鳴物による華やかな器楽演奏などに特色がある。
また,代々の演奏家が各時代に合わせた作曲や演奏上の工夫を重ね,音楽的に多彩な内容を持っている。
以上のように,長唄は,芸術上特に価値が高く,芸能史上特に重要な地位を占めるものである。
(2)保持者の団体の構成員の認定について
今回認定する68名は,長唄の技法を高度に体現し,重要無形文化財「長唄」の保持者としてふさわしい者であるので,重要無形文化財「長唄」の保持者の団体の構成員(伝統長唄保存会会員)として認定するものである。

唄(26名)
杵屋喜三郎・稀音家義丸・宮田哲男・岡安喜代八・芳村伊十衛・ 吉住小良次・杵屋佐臣・鳥羽屋里長 ・吉住小代君・杵屋彌十郎・今藤 尚之 ・杵屋勝良・杵屋巳丞・今藤美知・芳村伊十郎・松永圭江・杵屋佐陽・芳村伊四郎・杵屋佐姫・ 杵屋佐之隆・日吉小三八・杵屋東成・杵屋喜三以満・今藤郁子・杵屋三左衛門・吉住小三郎

三味線(27名)
杵屋響泉・貴音康・杵屋寒玉・杵屋六翁・東音味見亨・杵屋静子・今藤政太郎・杵屋栄敏郎・杵屋淨貢・杵屋勝幸恵・杵屋和吉・ 日吉小暎・吉住小三代・杵屋勝寿治・松永忠五郎・稀音家助三朗・松永定世・杵屋勝国・今藤長十郎・杵家弥七・杵屋勝禄・杵屋六三郎・杵屋佐吉・杵屋五三郞・今藤美治郎・松永鉄九郎・杵屋勝三郎

鳴物(15名)
堅田喜三久・藤舎名生・鳳聲晴由・藤舎呂船・福原鶴祐・望月太左治・田中佐太郎・住田長三郎・梅屋福太郎・仙波清彦・望月太左衛・望月太左衛門・望月朴清・福原百之助・田中傳左衛門