杵屋彌十代(店主)国立劇場デビュー! 紀州道成寺について

杵屋彌十代(店主)が、国立劇場にて開催されます長唄協会主催「夏季定期演奏会」に「紀州道成寺」(文久元(1861)年作)の唄方として初出演致します。「紀州道成寺」は約30分の大曲です。女流長唄演奏家による五挺五枚(三味線方五名、唄方五名)とお囃子(六名)計11名の迫力ある演奏をお聴き頂けます!杵屋彌十代が独唱する箇所もございます。

紀州道成寺は、お能の「道成寺」を題材に、文久元(1861)年、五世杵屋三郎助先生が作曲されました。

〜「道成寺」物語のあらすじ〜 紀州にある道成寺には長い間、昔のある事情により鐘楼(しょうろう)に鐘が無いままでしたが、再び鐘を鋳造し鐘楼に鐘をつけ、鐘供養をする日を迎えました。住職は女性の立ち入りを禁じましたが、白拍子(しらびょうし)が現れ、舞を見せるから寺に入れて欲しいと懇願し、僧たちは白拍子を寺に入れました。花が散る春の夕暮れどき、舞を舞っていた白拍子は、しばらくすると様子が変わり、鐘の中に入って消えてしまいました。すると、鐘が鐘楼から落ち、煮えたぎっていました。住職は僧たちに、道成寺の鐘にまつわる物語を聞かせます。昔、荘司(しょうじ)という人の宿に毎年泊まりに来ていた山伏がいました。山伏に恋した荘司の娘が、山伏に夫婦になるよう迫ります。しかし山伏は仏道を貫くため断り、逃げ出して道成寺の鐘に隠れました。娘は怒り、狂った毒蛇になってその鐘に巻き付いて焼き尽くし山伏を焼き殺してしまいました。語り終えた住職と、その恐ろしい物語を聞いた僧たちは、必死に祈ると、鐘の中から蛇が現れ、住職、僧たちと激しく争いますが、ついに祈り伏せられ、蛇は日高川に飛び込み消え失せました。

夏の暑さも冷めるような怖い物語を、女流演奏家が全力で演奏致します。是非お運び頂けましたら幸いでございます。

日時 令和4年7月20日(水)午前11時半開演 (杵屋彌十代が出演致します紀州道成寺は13時頃)

国立劇場小劇場 入場料 4,000円 (全席自由席)

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